9.流山市立博物館

博物館の館蔵品

1978年(昭和53年)にオープンした博物館で、流山市立中央図書館と建物を共有しています。

流山市の風土や歴史などを勉強するには最適の施設で、主に古代遺跡、軍事、宅地開発、東武線、流鉄などに関する館蔵品や資料などが展示されています。

13のテーマの常設展示、年2回の企画展に加えてビデオの視聴もできます。

また、「流山のむかし」「三輪野山遺跡群発掘調査概要報告書」「ふるさと流山のあゆみ」「聞き書き、流山の昔の暮らし」「聞き書き、流山の野菜作り」「館蔵品図録などの書籍が販売されています。

口コミでも多くの人が「無料なのに内容が充実している」と高い評価をつけています。

尚、駐車場は施設内ではなく、建物から50メートルくらい離れた別の場所にありますのでご注意ください。

私が行った時は間違えて施設内に入ってしまいました。

9-1.施設情報

開館時間:9:30 ~ 17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)、館内整理日
入館料:無料(特別展の時は有料)

9-2.アクセス

●住所:千葉県流山市加1-1225-6
●電話:04-7159-3434
●無料駐車場:30台くらい
●公共交通機関
1⃣流鉄流山線「流山」駅で下車し徒歩7分
2⃣つくばエクスプレス「流山セントラルパーク」駅で下車し徒歩22分
3⃣京成バス「文化会館入口」バス停より徒歩2分

詳細情報:流山市立博物館

10.オランダ観音

オランダ観音

江戸時代の延宝4(1676)年に馬の品種改良を目的として、オランダから葦毛の生後3歳の若い種馬(ペルシャ産)を輸入しました。

ところが、この馬を上野牧で放牧したところ、日本の風土や他の馬と馴染むことが出来ず気質が荒くなり、柵や囲いを越えて田畑の作物を食い散らかしたり、人間を襲うなどの被害を与えたため、牧士たちが耐えかねて銃で狙撃しました。

撃たれた馬は十太夫新田の沢で水を飲んで息絶えたと言われています。その馬を憐れんで牧士や村人たちが霊を祀るためにオランダ観音が建てられました。

この祠は住宅地でわかりづらい場所にありますので、簡単には見つかりません。入口の案内表示板が頼りですので、見過ごさないように注意しましょう。

民家の塀に挟まれた細い道の奥にありますので、家と家の間をチェックすることが大切です。

私もなかなか見つからず、探すのに苦労しました。

10-1.アクセス

●住所:千葉県流山市東初石5-153-17
●電話:04-7150-6085(流山市役所産業振興部・商工課)
●無料駐車場:無し
●公共交通機関
1⃣つくばエクスプレス、または東武アーバンパークライン「流山おおたかの森」駅より徒歩10分
2⃣東武アーバンパークライン「初石」駅より徒歩20分

詳細情報:オランダ観音(まるごとe!ちば)

11・東深井地区公園

東深井古墳群と森の図書館

東深井地区公園は1984年(昭和59年)に設置されました。広くて緑が豊かで、ブランコ、シーソーなど全部で17の遊具が揃っています。

また、園内には森の図書館や市民プールもありますので、お子様が充分に楽しめる公園です。

尚、この公園には東深井古墳群があり、別名で古墳公園とも呼ばれています。

古墳時代後期(6~7世紀)に造られたもので、前方後円墳1基と円墳11基に加えて、人、馬、鶏、魚などの埴輪が出土しています。

古墳群は森の中で広範囲に渡って存在しています。子供達が遊べて古墳マニアの方も楽しめる公園です。

11-1.アクセス

●住所:千葉県流山市東深井815
●電話:04-7150-6092(流山市みどりの課)
●無料駐車場:30台
●公共交通機関
1⃣東武アーバンパークライン「運河」駅より徒歩20分
2⃣流山ぐりーんバス「老人福祉センター入口」で下車し徒歩3分

詳細情報:東深井地区公園

まとめ

これまで流山市の名所を厳選してお伝えしてきました。

華やかで知名度が高いものはありませんが、知的で価値が高いものがたくさんあります。

また、ただ単に楽しむというよりも非常に勉強になる施設が多いという特徴があります。

子供と一緒に行くというよりも大人向けのスポットと言えるでしょう。それが流山市の魅力なのです。