いちごの里の看板と売店

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ゆっくりとご覧ください。

いちごの里は様々なフルーツ狩りが出来る施設で、果物が好きな方にはオススメのスポットです。

私たち家族は8月下旬に桃狩りに訪れました。関東地方は桃狩りをやっている果樹園は少ないため、貴重な体験となりました。

新型コロナウィルスの影響がありましたので外出を控えていましたが、夏休みも終わりに近づき、子供達をどこにも連れて行くことができなかったため、家族で出掛けました。

また、世間ではGOTOキャンペーンが始まっていて、県を跨いだ移動やレジャー目的の外出自粛などについても気にしなくて良い雰囲気でしたので、気軽に行くことができました。

桃狩りは40分間食べ放題で、会員登録すればインターネットから予約ができます。

会員料金は小学生以上が1600円、3歳以上が1020円、2歳以下が無料です。

一方、電話で予約する場合は一般料金となり、小学生以上が1700円となりますので、会員登録してインターネットから予約したほうが1人当り100円お得です。

今回は、夫婦2人と中学生以上の子供2人を連れて4人で行きましたので、1600円×4で6400円でした。

いちごの里で桃狩りができる時期は、6月下旬から10月上旬くらいまであり、訪れる時期によって収穫できる桃の品種が異なります。

私たちが行った時は、「黄金桃」と「うさぎ玉」の2種類の桃が収穫できました。

尚、同時期に桃狩り以外にぶどう狩りも開催されていましたので、機会があれば、いずれ体験してみたいと思います。

桃狩りの場所


桃狩りの受付は売店の中にあり、無事に済ませましたが、受付カウンターの前には消毒液が用意されていました。

消毒液は足でペダルを踏むと出てくるタイプですので、全く容器に触れる必要がありませんでした。

容器に触れずに使えますので、それだけ新型コロナウィルスへの感染リスクが軽減されます。感染を考慮した気遣いがされていると感じました。

桃狩りの場所は徒歩で2、3分で到着しました。

桃の木が広い敷地に並木道のように植えられていました。それが何列もあり、品種によってレーン(通路)が分けられています。

今年は天候の関係で、あまり良い桃が出来なかったそうです。

しかし、訪れる人は「美味しい」と言って満足して帰られる方が多いとのことですので、期待したいと思います。

黄金桃と玉うさぎの食べ比べが出来るのが楽しみです。

桃狩りスタート

いよいよ桃狩りのスタートです。

収穫した桃は、その場で食べることは出来ません。食べるスペースと手を洗う場所は別途設けられていて、そちらで食べるシステムになっています。

桃の収穫に使うプラスチックのボウルと果物ナイフが渡されました。収穫と食べるタイミングはそれぞれ自由です。

ただし、食べて余った桃は捨てることができず、持ち帰りになります。

また、持ち帰る桃は無料ではなく、重さによって別途料金がかかります。そのため、たくさん収穫すれば良いというわけではありません。

美味しい桃を選んで、「現地で食べる分」「家に持ちかえる分」「お土産の分」など、それぞれの分量を考えて収穫することが大切です。

スタッフの方から聞いた美味しい桃の見分け方は、形は割れ目を中心に左右対称で、色がキレイで、良い香りがするものを選ぶと良いとのことでした。

私たちが普通に見て、美味しそうだと思える桃が良いということですね。

また、レーンの手前よりも奥のほうに美味しい桃がたくさん成っているとのことです。

私たち家族は「私と妻」「子供達2人」でペアになり、黄金桃のレーンから収穫を開始しました。

レーンは桃の木に覆われていて、それほど高くありませんので、少し体制を低くしなければ入れません。ちょっと苦しい体制で歩かなければなりません。

レーンはかなり長くて、100メートル以上あったでしょうか?桃を獲りながら、どんどん進んでいきました。

しかし、途中で問題が発生しました。

レーンの中程くらいに小さなカエルが何匹かいたのです。カエルは地面にいるだけで、桃が成っているところまで登ってくる心配はありませんが、妻はカエルが大の苦手でした。

そのため妻が怖がって、カエルがいたゾーンから先に進むことが出来ません。

そのため美味しい桃が成っている奥に行けず、手前のほうで美味しい桃を探しました。

子供達は2人とも女の子ですが、カエルが苦手ということはありません。触っても平気ですので、どんどん奥まで収穫に行きました。

収穫用のボウルには桃は10~12個くらい入ります。

ボウルが満杯になったので、私たちは獲った桃を食べることにしました。

桃を食べました!


さて、いよいよ実食です。

桃を見比べたところ、子供達が収穫してほうがずっと美味しそうでした。色、形、大きさ、香りなどが明らかに違います。

私と妻はカエルが嫌で思うように収穫できなかったため、あまり良い桃をゲットできなかったようです。

食べた時の甘さや、柔らかさを含めた味も大きな差がありました。

「私と妻の桃は固くて甘くない」「子供達の桃は柔らかくて甘い」というのが率直な感想です。

2つの品種を食べ比べると、玉うさぎも美味しかったのですが、黄金桃は身が黄色で味が抜群でした。

桃はナイフで皮を剥く際の感触も違います。固くて甘くない桃はまるでリンゴを剥いているようでした。

収穫した桃を全部食べ終わると、今度は「家に持ち帰る分」と「お土産用」の桃を収穫しに行きました。

収穫が終わると、ちょうど制限時間の40分になり終了となりました。

桃を食べる場所や量り売りをするところには消毒液も用意されていましたので、安心して桃狩りが出来たと思います。

ただ1つ残念なことは、私は食べることに夢中になり、うっかりして桃の写メを撮影するのを忘れてしまったことです。

まとめ

いちごの里では、今年は天候が悪くて桃が不作ということでしたが、美味しい桃を食べることが出来ました。

新型コロナウィルス対策もされていましたので安心でしたし、所々に気遣いが感じられました。

注意することは、桃狩りの場所にはカエルがいることです。

カエルといっても、小さくて可愛いカエルですが、苦手な方にとっては天敵です。

また、いちごの里では様々なフルーツ狩りを楽しめる施設です。

特に関東ではあまり体験できない「サクランボ狩り」もありますので、ぜひチェックしてみましょう!