アンデルセン公園が人気が高い理由は?

アンデルセン公園の北ゲートと風車

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アンデルセン公園はつまらないのでしょうか?

ここ数年は人気急上昇中で、テーマパークランキングでも東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなどと並んで上位に入っていますが、有名なアトラクションもありませんし、本当は面白くないと思っている方もいらっしゃるでしょう。

結論から言えば、あなたの感じ方次第ということになります。つまり園内の施設に満足できなければ「つまらない」ということになります。

アンデルセン公園の特徴を理解した上で、あなたが楽しめるかどうか判断して、来園するかお決めになると良いでしょう。

ところで、アンデルセン公園が人気が高い理由は何でしょう?それは「安い料金で楽しめる」ことです。

入場料が一般900円というのは、東京ディズニーランドのワンデイパスポートの7400円などと比較すると格段の差です。

その他に園内で有料の乗り物(100円~300円)やアトリエでの体験コーナー(400円~800円)を利用すると費用がかかりますが、それほど大きな金額ではありません。

家族5人で行った場合でも、遊び方によっては東京ディズニーランドの1人分の料金より安く済んでしまうこともあります。

これはお父さんにとっては有難いことです。

しかし、いくら安くてもつならなければ意味がありません。

そこでアンデルセン公園がどのようなテーマパークであるか、知ることが重要です。

まず、広さですが、36.7haで東京ドーム8個分に相当する広大な面積を誇っています。

その中に乗り物、ボート、アスレチック、動物ふれあい広場、体験型美術館、アンデルセン童話に関連した見学コーナーや遊具、自然を感じるスポットなどがありますので、様々な楽しみ方があります。

こちらでは、それらの施設を踏まえて、アンデルセン公園の特徴について詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

それによって、あなたにとって、アンデルセン公園がつまらないかどうか、結論が出ると思います。

アンデルセン公園の特徴

1.無料の充実した遊具

ワンパク城、じゅえむタワー、ワンパクボール島
アンデルセン公園には無料で遊べる遊具がたくさんあります。

その中でも人気なのが「ワンパク城」です。高さが13メートルのワンパク城には「大すべり台」と「ロープスライダー」が設置されていて、子供達に大人気です。

特に大すべり台は常に順番待ちの行列ができています。通常のすべり台と比べると「高さ」と「長さ」が全然違うためスリルがあり、爽快で気持ちがいいです。

子供だけでなく大人の方も充分に楽しめます。滑った後に摩擦でお尻が少し痒くなりますが、すぐに治まります。

また、「じゅえむタワー」は船橋の民話に登場する「じゅうえもん」を題材に造られた複合遊具です。

揺れるロープのつり橋を渡るV字ブリッジ、ネットで覆われたトンネルを上っていくトンネルネット、長い筒の中を滑り降りてくるロングチューブスライダーの3つの遊びを楽しめる大きな遊具です。

その他には、大きなボールがたくさん集まっていてネットで覆われた「ワンパクボール島」、アンデルセン童話の妖精が丘に登場するトカゲをモデルにした「とかげネット」なども人気が高いです。

2.体験型美術館で作品の制作

子供美術館では8つのアトリエで創作体験ができます。子供という名前が付いていますが、もちろん大人の方も参加OKです。

8つのうち、ワークショップ室、版画、アンデルセンスタジオの3つはパフォーマンスゾーンで、陶芸、木、食、染、織の5つはクラフトゾーンです。

2-1.パフォーマンスゾーン

アンデルセンスタジオと各種アトリエ

ワークショップ室

女の子向けの楽しいアトリエです。

「カラフルキャンドル」は、好みの形のロウソクを選び、様々なロウを使って色を付けていきます。動物、お花、家、街中など、お好きなデザインで、あなただけのオリジナルキャンドルが出来上がります。

「かさねてカラフルシール」はお好きなスケルトングッズに、カラーシールをハサミで切って貼り付けて、絵や模様などを作り上げるものです。

綺麗で華やかな作品を作れそうですね。

版画のアトリエ

版画の技法を使った作品が作れます。

「はんこでワクワク☆グッズ」はカンバッチ、ストラップ、キラキラ缶などにハンコを使って絵や模様を付けるものです。台紙にスタンプを押し、それをグッズと組み合わせる要領で作ります。

「夏色グラデーション」は、うちわ、ノート、パズル、マグカップなどに様々な型紙を利用して模様をつけていくものです。型紙を上に乗せ、網やブラシで絵の具を飛ばしますので、型紙の形の模様が出来上がります。

アンデルセンスタジオ

アンデルセンスタジオは、子供達が劇を演じることができる場所です。

アンデルセン童話を聞いた後で、集まった子供達が配役を決めます。子供達はそれぞれの役に合わせた衣装を身にまとい、フェイスペインティングをやってもらいます。

準備ができたら「セリフ」や「動き」の練習を行い、本番の劇を行います。劇が終わるとすると、みんなで記念撮影をして終了です。

劇の内容は「親指姫」や「しっかり者のすずめの兵隊」などです。

その後は子供達が遊べる自由時間となります。

2-2.クラフトゾーン

陶芸、木、染のアトリエ

陶芸のアトリエ

誰でも楽しく作れるものから、本格的な陶芸まで体験できます。

例えば、「お皿作り」は粘土で形を作りスタンプや手書きでお皿に模様を描いていくもので、お子様でも楽しめます。また、電動ロクロを使ったコースもあります。

作品は窯で焼き上げて完成になりますが、数か月かかりますので、取りに行くか発送してもらうことになります。

尚、完成した作品を取りに行く際には、アンデルセン公園の入場料が無料になります。

木のアトリエ

木材や飾り物などの材料を使って、お家、公共の建物、世界遺産、スタジアムなど、お好きな建造物を作れます。

食のアトリエ

お菓子を作れます。

「ほろりんクッキー」は小さくで丸いクッキーを作るプログラムで、きなこ、抹茶、ココアの3つの味から選べます。とても可愛らしいクッキーです。

「スウィート・ポップオーバー」はカップでぷくぷく膨らむパンを作って、それをお皿に盛りつけてホイップやバナナなどで飾り付けをして仕上げます。

「ごほうびパフェ」は桃を使ったパフェで、ケーキやカスタードクリームを作ってグラスに盛り付けていきます。

「チョコバナナマフィン」は、しっとりふわふわなマフィンをチョコバナナ味で焼き上げていくものです。

自分で作ったお菓子を食べるのは良い経験になりますし、美味しさも格別です。

染のアトリエ

染める楽しさを体験できます。

「ぽたぽた染め」は、綺麗な色のぼかしを利用して作品を作るものです。

ハンカチ、きんちゃく、コースター、ポーチ、バッグなどからお好きな素材を選び、様々な色のペンで模様を描いていきます。その後、エタノール液を垂らしていきます。

「カラフル染め」は手ぬぐい、Tシャツ、バッグ、ハンカチなどからお好きなものを色水でカラフルに染めるプログラムです。

織のアトリエ

はたおり機を使って織物が作れるアトリエです。

「はたおりトントン」は、バリエーション豊富な糸からお好きなものを選んで、本格的なはたおり機でオリジナルの織物を作るプログラムです。

今ではあまり見かけなくなったはたおり機を使った貴重な体験ができます。

3.童話やアンデルセンに関連した建物とオブジェ

園内には童話やアンデルセンの故郷デンマークに関わりがある施設、建築物、像などがあります。お子様だけでなく、大人の方にとっても勉強になります。

3-1.像やオブジェ

アンデルセンの像、噴水、白鳥の像

アンデルセン像

デンマークオーデンセ市のアンデルセン公園にあるハンス・クリスチャン・アンデルセン像を複製したものです。像の高さは2.8mで、台座を含めると5mの高さになります。

噴水

イベント広場の中央にあり、高さが4.2mの噴水です。みにくいアヒルの子が美しい白鳥となり飛び立つ様子をイメージして造られています。

太陽の橋

園内のワンパ王国ゾーンとメルヘンの丘ゾーンというエリアを結んでいる橋です。

長さ100m、水面からの高さは13メートルで、渡っていくと途中で欄干(手すり)にアンデルセン童話に関連したデザインプレートが組み込まているところがあります。

ミニチュアガーデン

アンデルセンが生まれ育った19世紀頃のデンマーク・オーデンセ市の街の様子をミニチュアサイズで再現しています。

キッズハウス

「小さなイーダの花」というアンデルセン童話があります。お花たちが夜に舞踏会を開いてダンスをしてしおれてしまうというお話ですが、そのイーダの家とブランコがあります。

3-2.建物

風車、童話館、アンデルセンが育った室内

童話館

H.C.(ハンス・クリスチャン)アンデルセンという童話作家の経歴・性格・生き方、彼が生まれ育ったデンマークのオーデンセ市、アンデルセン童話についてご紹介している施設です。

彼が過ごしたアパートの室内を再現したギャラリーアンデルセン、「おやゆび姫」や「ぶたかい王子」などの童話を上映しているシアター、童話や絵本が揃っている図書コーナーなどがあります。

また、お話しコーナーでは絵本を使ったお話し会などが行われています。

風車

高さ16.4m、羽の長さ11.3mの大きな建物です。デンマークオーデンセ市のフュン野外博物館の風車をイメージしてデンマークの大工が造りました。

農家

デンマークの1800年代の農家の様子が再現されています。

住居は葦ぶき屋根で、台所、寝室、広間などがあり、当時の生活ぶりを感じることができます。家の近くには畑もあります。

また、当時使用されていた農具やデンマークの農村の歴史などを紹介したパネルも展示されています。

4.動物との触れ合い

羊、馬
園内には「どうぶつふれあい広場」があり、ヒツジ、ヤギ、ウサギ、モルモットなどの動物と触れ合うことができます。

モルモットは抱っこをして記念撮影が可能ですので、いい思い出作りにもなります。

ただし、営業時間内であっても動物と出会えないことがあります。触れ合える時間帯は10時30~12時、13時30分~15時30分に制限されていますのでご注意ください。

また、ポニー広場ではインストラクターの方が引き馬をやってくれます。乗れるのは小学生までのお子様に限られますので、カメラやスマホを持ったお父さんやお母さんがポニーに乗ったお子様の姿を撮影するために常に列ができています。

こちらも時間が10時30~11時45分、13時30分~15時30分と決められています。

5.自然を感じる

園内に咲いている花、花壇
自然体験ゾーンというエリアには森林や緑が豊かに生い茂った散策路があり、水生昆虫や湿生植物の観察ができます。もちろん、広いコースですので、歩くだけでも自然を満喫できます。

また、田植え、稲刈り、生き物観察会などが行われている田んぼもあります。

尚、園内にはキンギョソウ、アンスリウム、バラ、フランネルフラワー、アリウム、マーガレット、サフィニア、ビデンス、ジギタリス、バーベナ、ゼラニウムなど、5万株100種類の四季折々の綺麗な草花が咲いていますので、観ているだけで心が癒されます。

桜の木もあり3月下旬から4月上旬の見頃の時期にはさくらまつりも開催されます。ワンパク王国ソーンの「にじの池」付近は絶好のお花見スポットで、毎年多くで賑わっています。

ローズガーデンでは見頃を迎えると、イングリットバーグマン、うらら、エミールノルデなど50種類300株のバラが咲き誇っています。

6.本格的なアスレチック

アンデルセン公園の森のアスレチック
アンデルセン公園の森のアスレチックは、国内でも指折りの規模を誇る本格的なアスレチックです。

レベルによって、「ファミリーコース」「じゅえむの冒険コース」「ダイナミックコース」「力だめしの森コース」の4つの中からあなたに合ったコースにチャレンジできます。

アスレチックの種類や数が多く充実していますので、それだけでも半日以上は楽しめそうです。

ただし、アスレチック施設は全部が1つの場所にあるのではなく、園内の3カ所に設置されています。そのためアスレチックを目的に来られた方はやや不便に感じるかもしれません。

7.イベント開催

イベントドーム

アンデルセン公園には800人収容できるイベントドームと呼ばれる場所があり、土日祝日を中心にイベントが開催されています。

お笑い芸人、大道芸人、ミュージシャン、ダンサーなど様々な人達がやってきてパフォーマンスを披露してくれます。

有名な人が出演する時は、ゲートの前に朝から行列が出来ています。イベント目的で来園される際には、良い席を確保するためにも早めに行くようにしましょう。

8.その他気になるもの

これまでお伝えしたもの以外で気になるものがありますので、いくつかご紹介します。

アルキメデスの泉、太陽の池と鯉、平和を呼ぶ像

アルキメデスの泉

古代ギリシャの数学者、物理学者、発明家として有名なアルキメデスが考案したと言われているポンプ、スクリューポンプ、梃式ポンプ、足踏水車などがあり、子供達が楽しそうに遊んでいます。

太陽の池の鯉

太陽の池には、たくさんの鯉が泳いでいます。池の周りを散歩すると紅や黒の見事な鯉の姿を観ることができます。

アンデルセンドッグ

ボート乗り場で販売しているアンデルセンという名前が付いたフードです。

「全粒粉のソフトフランスパンにパリッとジューシーな粗びきソーセージを挟みました」というのが商品の説明として紹介されています。

とても美味しくて人気があるそうです。

私がこのフードを発見した時は昼食後でしたので残念ながら食べませんでしたが、機会があれば1度試してみたいです。

「平和を呼ぶ」像

岡本太郎さん作で昭和63年10月に船橋市平和都市宣言記念シンボル像として建立されました。

北ゲートから入ると、いきなり大きな像が聳え立っていますのでインパクトがあります。

まとめ

人魚姫、農家

これまで船橋アンデルセン公園についての情報を詳細にお伝えしてきました。

「つまらない」かどうかについては、ある程度答えが出たという方もいらっしゃると思います。

もちろん、実際に行ってみなければわからないという方もいらっしゃるでしょう。そんな方は機会があれば訪れてみましょう。

ウェブサイトだけでは気が付かない新しい発見があるかもしれません。

☆施設情報☆

ハーラルの石碑

開園時間

●9:30 ~ 16:00
●休園日:月曜日(祝日、春・夏・冬休み期間は開園)

※下記の期間は9:30 ~ 17:00
4月8日~10月31日の土日・祝日、3月20日~4月7日、6月15日、7月20日~8月31日

入場料

●一般:900円
●高校生:600円
●小・中学生:200円
●幼児(4歳以上):100円

お得な前売り券

●一般:810円
●高校生:540円
●小・中学生:2180円
●幼児(4歳以上):90円
※前売りチケットは新京成線の指定販売駅、コンビニの端末機、セブンチケット、ローチケHMV、Pass Me、asoviewなどで購入可能です。また、アンデルセン公園のチケットはヤフーオークション、ラクマ、メルカリなどではあまり出品されておりませんので、前売りを買うのがオススメです。

アクセス

アンデルセン公園の駐車場、京成バス
●住所:千葉県船橋市金堀町525
●電話:047-457-6627

公共交通機関:新京成バス

●北ゲート:「アンデルセン公園」から徒歩1分、「豊富農協前」から徒歩5分、「県民の森」から徒歩5分
●西ゲート:「アンデルセン公園西口」から徒歩5分、
●南ゲート:「特別養護老人ホームプレーゲ船橋」より徒歩10分

駐車場情報

駐車料金

●普通車:500円(※300円)
●大型車:2000円(※1000円)
※冬期割引料金(12月1日~3月15日)

駐車区画

●北駐車場:356台
●南駐車場:818台
●西駐車場・西臨時駐車場:729台
●東臨時駐車場:200台
●民間駐車場:930台
●臨時無料駐車場:200台

詳細情報:アンデルセン公園