「つまらない」は先入観？
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ゆっくりとご覧ください。
サンリオピューロランドは東京都多摩市にあるテーマパークです。
ここに来れば「ハローキティ」「マイメロディー」をはじめ、「ぐでたま」「ケロケロケロッピー」などたくさんのキャラクターと出会えます。
しかし、「キャラクターに興味がない人にとってはつまらない場所」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
私はキャラクターに全く興味がありませんが、妻がハローキティが大好きなため、これまで何度もサンリオピューロランドを訪れています。
一番最初に訪問した時は妻の付き添いで仕方なく行きましたので、それほど期待していませんでしたが、今では私のほうから「行きたい」と言い出すようになり、すっかりその魅力にハマってしまいました。
キャラクターをほとんど知らなかった私でも楽しめる場所だったのです。
また、子供を対象としたテーマパークというわけでもありません。もちろん子供を連れて行くと喜ばれますが、大人の私でも十分に満足できました。
つまり、老若男女問わず誰でもエンジョイできるということです。デートでも家族サービスでも利用しやすいテーマパークと言えるでしょう。
そのため「サンリオピューロランドはつまらない」という先入観は持たないほうが良いです。
では、「つまらない」という考えを払拭できる理由は何でしょう？
いくつかピックアップしてお伝えします。
１．ショーが充実している
サンリオピューロランドにはいくつかの劇場があり、それぞれショーが行われています。
ショーの時間は３０～４０分のものが多く、スケジュールに従って１日に数回公演されますので、丸１日滞在すれば、ほぼすべてのショーを観ることができます。
入館すれば、スケジュール表をもらえますので、あらかじめ観る順番を決めておけば効率的に回れます。
「ショーといっても、キャラクターを知らない人にはつまらないだろう」と思うかもしれません。私もそう思っていました。
しかし、実際に観てみるとその考えは間違っていて、誰にでもわかりやすくて面白い内容でした。
例えば、フェアリーランドシアターで大人気だったミュージカル「ちっちゃな英雄（２０１５年６月～２０１８年５月）」は、２年１１か月という長期間に渡り公演され、ＤＶＤも発売されました。
このミュージカルはネズミたちの世界を描いた作品で、ＨＥＲＯネズミのジョージが活躍して仲間たちと友情や絆を深める感動的なストーリーです。
簡単にストーリーに入っていけますので、誰でも見やすいショーでした。
俳優が舞台や客席を走り回るシーンもあり、距離が近いため迫力があります。
マイメロディーもナレーションやダンスの時に登場しますので、ファンの方も満足できます。
その他「ハローキティ座の桃太郎」や「ぐでたま・ザ・ムービーショー」をはじめ、現在開催されているショーはいずれも万人向けの作品ですので安心して観ることができます。
尚、ショーは劇場だけでなく、中央広場のピューロビレッジという場所でも行われています。
２．中央広場で観れる楽しいパレード
館内にはピューロビレッジと呼ばれる中央広場があります。サンリオピューロランドの中心にあり、「知恵の木」と呼ばれる大きな木を取り囲んだ場所です。
普段は単なる通路なのですが、パレードが始まると広場は華やかなステージに変身します。
サンリオのキャラクターたちが登場し、ダンスや音楽で大いに盛り上がります。
来館者の中にはショーよりもパレードを観に来ている人もいるくらいですので、その人気の高さが窺えます。
現在開催されている「ミラクル・ギフト・パレード」は観ているだけで楽しくなれるパレードです。
パレードは目の前で行われますので、出演者との距離が近いことも人気が高い理由の１つと言えるでしょう。多くの人がパレード開始３０分以上前から見やすい場所を確保して待機しています。
３．人気のアトラクション
アトラクションで人気が高いのはサンリオキャラクターボートライドです。
ボートに乗って水路を進んでいく約１０分間のアトラクションで、途中に登坂や下り坂がありますが、全く怖くありませんので安心して乗ることができます。
土日や祝祭日は順番待ちの行列ができて、４０分～６０分くらい待つことがあります。
コースではサンリオ人気のキャラクターたちが様々な衣装を着て、楽しそうに遊んでいる姿が目に飛び込んできます。
また、それぞれセットされた仕掛けは、華やかで工夫を凝らしていますので、観ていて飽きません。
コース最後の「パーティーへようこそ」では記念写真を撮影する機器が設置されていて、気に入れば購入できます。
誰でもエンジョイできるオススメのアトラクションです。
４．レストランが充実
館内にはレストランやカフェがあり、たくさんのメニューが揃っています。
一番の特徴はサンリオピューロランドらしいキャラクターをイメージしたメニューが多数あることです。
例えば、食事メニューでは「食いしん坊プリンのチキンナゲットカレー」「ぐでたまチャーシューメン」「キキララのホワイトスノーオムライス」「ハローキテがいっぱい！３食弁当」「シナモンのホワイトストロガノフ」など、またデザートでは「マイメロディのストロベリークレープ」「シナモンロールのバナナクレープ」などで、ファンの方には嬉しいサービスです。
もちろん、普通のメニューもたくさんありますので、キャラクターフードに抵抗がある方でも大丈夫です。
また、バイキングもありますので、男性の方でしっかり食べたいという方でも充分に満足できます。
尚、サンリオピューロランドはお弁当やファーストフードの持ち込みは禁止されていますが、食事に制約がある方はレストランへお弁当を持ち込みすることが許可されています。
ドリンクメニューもありますが、館内には飲料の自動販売機が設置されています。気軽に飲み物が買えますので、とても便利です。
５．暑さ寒さ・天候を気にしなくて良い
「つまらない」という観点からは少しズレてしまうかもしれませんが、サンリオピューロランドは施設がすべて屋内にありますので、夏でも冬でも快適に過ごすことができます。
「１年中、暑さや寒さを気にしなくて済む」というのは大きなメリットと言えるでしょう。
また、当然ですが、雨が降ったり風が強いなどの悪天候の日でも全く関係ありません。そのため天気予報を気にする必要がありません。
施設は１階から４階まであり、館内にあるエスカレーターや階段で移動しますので、屋外に出なくて済みます。
人気テーマパークで見かける光景で、寒い中でアトラクションの順番待ちをしている人達の姿は本当に辛そうですね。サンリオピューロランドではその苦痛を味わう必要がないのです。
しかし、屋内であるがゆえにデメリットもあります。それは全体的にやや狭いということです。
そのためクリスマスや特別なイベントがあり大混雑する日は、ピューロビレッジで行われるパレードやショーが観れないこともあります。なぜなら観る場所を確保できないからです。
また、館内には迫力がある大きなアトラクションもありません。屋外ではありませんので難しいかもしれませんが、施設の性質を考えると、それほど凄いアトラクションは必要ないと言えるでしょう。
まとめ
「サンリオピューロランドはつまらない」と思っていた方も、多少は考え方が変わってきたでしょうか？
現在は土日や祝祭日は多くの人が訪れる人気のテーマパークですが、数年前は入場者数が減少し低迷していました。
しかし、２０１４年にやり手の女性館長が就任してから、大人も楽しめるテーマパークへと変貌を遂げ、来館者数が大きく回復しました。
特に２０１７年度の来館者数は過去最高を記録するなど、人気はどんどん高まっています。
誰でも楽しめる施設になったことで、今まで興味を持たなかった客層を取り込めたことが大きいと言えるでしょう。
もし、あなたの恋人、奥さん、お子さんがサンリオピューロランドへ行きたいと言ったら、快く連れて行ってあげましょう。
サンリオピューロランドについて
●住所：東京都多摩市落合１－３１
●電話：０４２－３３９－１１１１
●営業時間：カレンダーでご確認ください（平日と休日などで異なります）
●交通アクセス
京王線「京王多摩センター」、小田急線「小田急多摩センター」、多摩モノレール「多摩センター」の中から便利な駅で下車し、徒歩５～６分
●駐車場
a.サンリオピューロランドの地下駐車場８０台：１日１５００円
b.東１立体駐車場１２００台、中央１立体駐車場８００台、中央３平面駐車場２００台：１時間２４０円
※bに駐車して６時間以上ご利用の場合は、サンリオ３階にて１５時間券をご購入されたほうがお得です。
詳細情報：サンリオピューロランド（公式サイト）
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